誹謗中傷対策を行う上での注意点などをお伝えします

インターネットの普及に伴い、様々な誹謗中傷を目にすることも多くなりました。中には警察が動くような内容もあったりと、今や誹謗中傷はただ無視していればいい行動ではなくなってきています。そのためしっかりとした誹謗中傷対策を身に付けておかなければなりません。しかし対策というのは、ただ誹謗中傷となる文言を削除させればいいわけではありません。場合によっては対策の取り方ひとつで更なるトラブルを招くリスクがあります。冷静にかつ広い視野で誹謗中傷対策を考えていきましょう。これから具体的なその注意点について触れていきます。どこでどういったことを書かれるかによっても注意点は違いますので、臨機応変に取り組めるよう努めてください。逆に言えば正しい対策ができれば、再発防止にもつながるでしょう。

同じ土俵に上がらないようにしましょう

誹謗中傷対策を取るには、まずその現場で対応に当たるのが良さそうに思えます。たとえばSNSなどは個人でも影響力のある発言ができることがありますから、誹謗中傷的な発言が集まりやすい場所とも言えます。ですから同時に誹謗中傷を信じてしまう人が増えないよう、同じツール内でその内容を否定すると効果的ではあるでしょう。ただし発言主と直接対決の構図になりやすいリスクもあります。誹謗中傷の加害者は、被害者に対して何かしらの目的意識を持っているからそうした行動に出ます。そこで被害者本人が出てしまうと、火に油を注ぐことにもなりかねないのです。そこでこういった場所では、サイト運営側に削除を依頼して間接的な対策を取るようにしましょう。運営に携わる人たちには、必ず誹謗中傷を削除する義務があります。酷いときには対象のアカウントの凍結措置を取ってくれる期待が持てますから、力を貸してもらってください。

無視と反論は決してしないようにしましょう

これまで誹謗中傷とは、ある程度はスルースキルで何とかなるものでした。極度に拡散されることもなく、広まっても極々小さな範囲の噂くらいで済んでいたのです。ですが、それが今では通用しなくなっている現実を知っておきましょう。特に怖いのは企業における風評被害、個人における生活への影響です。つまり無視するという選択肢は、もはや何の誹謗中傷対策にもなりません。加えて反論も、危険な行為です。誹謗中傷は根拠のないことですし、対策として反論をしたくなるのは自然な感情です。とはいえ相手もそれほどのことをする人間ですから、黙って受け入れや謝罪をしてはくれないでしょう。企業であれば、反論することで余計に立場を危うくする可能性もあります。個人であれば、身の危険を感じる事態になるかもしれません。反論をしても、解決へは向かえないのです。落ち着いて対策を取りながら、ときに第三者への相談や法的措置も含め幅広く取り組むようにしていきましょう。